花粉症

花粉症とは

花粉症とは、スギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサ・ヨモギ・シラカバなどの植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされるアレルギー性の病気です。主な症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった三大症状をはじめ、さまざまな症状が現れます。当院では花粉症の原因(アレルゲン)を調べる検査や、内服薬、点眼薬の処方をしておりますので、お悩みの方はお早めに御相談ください。

花粉症の治療

症状の出方、程度によって抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤、ステロイド剤の内服薬、点鼻薬、点眼薬および漢方製剤などを適宜組み合わせて処方いたします。また舌下免疫療法(6月~11月頃 ※スギ花粉飛散シーズンに治療はできません。)も行っております。

抗アレルギー剤

かゆみの原因であるヒスタミンの発生を予防します。よって、症状が軽度な場合には、すぐに作用しますが、通常は使用開始し徐々に効果が増し数日から二週間くらいで効果が安定します。

抗ヒスタミン剤

ヒスタミンの活動を抑制します。抗アレルギー剤よりも即効性がありますが、眠気の出現、集中力の低下など欠点もあります。

ステロイド剤

抗アレルギー剤と抗ヒスタミン剤で症状が緩和しない場合や、症状がひどい場合に使用します。長期に使用する場合は副作用に注意する必要があります。

漢方製剤

抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤に比べ眠気、集中力の低下などの心配がありません。 粉末では特有のにおいがありますが、錠剤も選べます。

舌下免疫療法

スギ花粉症に対する舌下免疫療法を行っております。舌下免疫療法とはアレルギーの原因である「アレルゲン(スギ花粉の液)」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。つまり、花粉症の人に花粉の耐性をつけさせることで治療する方法となります。花粉症の舌下免疫療法(シダトレン)は花粉飛散シーズンには開始できません。スギ花粉症の場合は、スギ花粉シーズンが終わってからの6月から11月頃が治療開始となります。今までの治療では効果が上がらなかった方は一度ご相談ください。

※治療は保険適応です。
※舌下免疫療法は、指定認可を受けた医師のみが実施できます。その他、ダニのアレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法も行っております。舌下免疫療法を受けるには事前にアレルギー検査が必要となりますので、治療をご希望の方はお申し出ください。

初期療法について

花粉症は、症状が進展、悪化すると薬が効きづらくなります。症状の軽いうちに薬を使い始めると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすくなり、強い薬を使わずに済む場合もあります。通常は 花粉飛散開始日より2週間前から治療を始めるのが効果的です。

口腔アレルギー症候群

アレルギー原因物質を食べた後に唇、舌、のどなどに急激なかゆみ、むくみ、時にはのどの圧迫感、耳のかゆみなども出現するアレルギーの病気です。 この病気は花粉症をお持ちの方が発症することが多く、リンゴ、メロン、サクランボ、キウィなど、花粉と共通抗原を持つ果物を食べた後に出現します。花粉症同様に、上記薬剤による治療で改善します。